ごあいさつ

 少子高齢化、経済、産業のグローバル化が一段と進み、我国の製造業は従来のように、国内消費、国内生産を中心とした経営は、困難になってまいりました。

 また、永らく、製造業を中心とした産業立国、貿易立国を掲げてきた我国の国難という状況になってまいりました。それ故、グローバルな経済構造に対応すべく、官民一体となって人材の組織化を図っていますが、少子化、若者の製造業離れと相俟って、なかなか達成できないのが現状です。

 他方、フィリピン国は、年々人口が増加、特に若者の増加が顕著で、あと数年もすれば総人口は日本と並び、若者の人口は日本を凌駕する予定ですが、労働環境は厳しい状況にあり、若者に技能習熟の機会を与えることはフィリピン国にとって必要不可欠な課題です。

 協同組合フレンドニッポン並びに、P.N.T.C(Phil.Nippon.Technical.College)は、こうした日比が抱える問題を補完し、日本の製造業の存続・発展と、グローバル化の一助になる目的をもって設立し、運営しております。

 P.N.T.Cでは、技術・技能は優れているが、国際化が遅れている、とりわけ英語力の劣る日本で技術・技能訓練をするため、日本語教育(1120時間・通常の語学校の2年6ヶ月分に相当)と、日本のカリキュラムにもとづく技能教育(480時間から800時間)を実施し、即時、日本の現場で実習が可能な人材を日本に送ります。

 日本で3年間の技能実習を経て、技能の更なる向上、日本語力向上(日本の高校卒業程度)した、フィリピン人実習生は実習修習後、日本企業の要請により、日本に再入国させるか、日本人の技術者・技能者と共に、アフリカ・東南アジア・ヨーロッパ・オーストラリア等に赴き、グローバルな展開に対応し、互いに協力しながら、仕事を達成する人材として世界中で活躍しております。

冨川 勲